trifa’s grind house.

心に残った映画や海外ドラマの備忘録です。Amazonプライムが主になるかと。

企業の闇を照らす、曲者揃いの顔相撲『七つの会議』

どうも、とりふぁです。

ここ最近流行りの企業エンタメと言えば、やはり、池井戸潤原作の諸々だと思います。

下町ロケット空飛ぶタイヤルーズヴェルト・ゲーム』に、半沢直樹などなどなどなど。

 

ドラマ化や映画化された作品だけでも、かなりな数がありますよね。

と言っても、個人的には、なかなか興味の湧かないジャンルでもあったので、実は、今まで池井戸潤作品に触れたことがなかったんです(^◇^;)

しかし、今回ご紹介する『七つの会議』については、自分が日頃から聴いているTBSラジオで連日CMが挟み込まれていたり、敬愛する宇多丸さんがモノマネしていたり、ちょっと気になる作品ではありました。

それが、この度、アマゾンプライムビデオに追加されたので、早速観てみた次第です。

なるほど、これは面白い……!

 

 

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気を付けろ! それはきっとあなたのもとへも……『来る』

どうも、とりふぁです。

最近は、次にレビューする作品をTwitterアンケートで募集して決めているのですが、なんでみんなそんなにホラー好きなの!?(笑)というくらい、ホラー系が続きますね(^◇^;)

ま、夏だからいっか(笑)

というわけで、今回はジャパニーズホラー作品、『来る』のご紹介です。

しかしながら、本作はジャパニーズホラー特有のゾゾっとするホラー感はありながらも、全体的にはかなりエンタメ寄りな作品であり、特に、超絶怒涛としか言いようのないラストの展開は、ある種の祭り感すらあります(笑)

では、ご紹介です。

 

 

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硬派な社会派ゾンビ映画『新感染/ファイナル・エクスプレス』

どうも、とりふぁです。

自分、ゾンビ映画って好きなんですよね。

古くは、今のゾンビ映画の基礎を作り出したジョージ・A・ロメロ御大の『ゾンビ』から、様々なゾンビ映画へのオマージュにあふれたショーン・オブ・ザ・デッド、果ては、ゾンビと人間の恋愛モノウォーム・ボディーズまで、一時期はゾンビとあらば何でも観てましたね(笑)

 

そんなゾンビ映画ですが、もともとは、人間社会のメタファーとして機能する映画が多く、娯楽性とメッセージ性のバランスが絶妙な作品が多くありましたが、最近では、【ゾンビ映画】自体がひとつのジャンルと化してしまい、ゾンビ映画のお約束や、娯楽性だけに突き抜けた作品も多くなってきていると思います。

それはそれでもちろん大好物なのですが、本日ご紹介する『新感染/ファイナル・エクスプレス』は、そんな昨今のゾンビ映画イメージを払拭する、見事な社会派作品に仕上がっていましたよ!

 

 

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