trifa’s grind house.

心に残った映画や海外ドラマの備忘録です。Amazonプライムが主になるかと。

2020-01-01から1年間の記事一覧

個人的には少年漫画原作アニメ最高傑作……かも!?『僕のヒーローアカデミア』

どうも、とりふぁです! 前回挙げた『鬼滅の刃』をキッカケに、嫁さんとアマプラで観れるアニメを漁るサイクルが出来たのですが、中でも二人で最高にハマった作品が『僕のヒーローアカデミア』でした。 特に嫁さんのハマりっぷりが尋常ではなく、これまで、…

日本映画界の救世主『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

どうも、とりふぁです。 いつものことながら、前回の更新からだいぶ空いてしまいました(^◇^;) その間に、なんと、【はてなブログ】の公式Twitterで当ブログの『TENET』についての記事が紹介されたりなんかして、大変びっくりしました……!!! さてさて、今回…

映画界最後の希望『TENET』

どうも、とりふぁです。 さて、今回は新型コロナウィルスが引き起こした諸々の影響により、結果として映画界最後の希望となってしまった作品『TENET』のご紹介です。 ネット上では賛否両論巻き起こっている本作ですが、私個人は本作をどう見たのかということ…

韓国社会とキリスト教を読み込んだ現代の寓話『7番房の奇跡』

どうも、とりふぁです! 実は、Twitterで仲良くしてもらってるフォロワーさんの中に、ちょこちょこ映画をおすすめしてくれる可愛らしい方がいるのです(*゚▽゚*) 今日は、そんなフォロワーさんから教わって「どれどれ」と観てみたら、なんかもう、自分でも久々…

2020年アクション映画の決定版、早くも決まりか? 『タイラー・レイク/命の奪還』

どうも、とりふぁです。 ここ数年、映画の新しい形として、配信限定の作品が盛り上がって来ていますね。 うちのブログで取り上げた中だと、アマゾンプライムビデオの『THE REPORT』は配信限定の映画作品でした。 trifa.hatenablog.com しかしながら、配信限…

まさに狂気——77分間のリアルワンカットアクション『狂武蔵』

どうも、とりふぁです。 皆さん、坂口拓というアクション俳優(兼アクション監督)をご存知ですか? 『VERSUS-ヴァーサス-』という作品で鮮烈なデビューを飾り、その後も独自の【リアルアクション】を追求する、唯一無二のアクション俳優として、知る人ぞ知る…

企業の闇を照らす、曲者揃いの顔相撲『七つの会議』

どうも、とりふぁです。 ここ最近流行りの企業エンタメと言えば、やはり、池井戸潤原作の諸々だと思います。 『下町ロケット』、『空飛ぶタイヤ』、『ルーズヴェルト・ゲーム』に、『半沢直樹』などなどなどなど。 ドラマ化や映画化された作品だけでも、かな…

気を付けろ! それはきっとあなたのもとへも……『来る』

どうも、とりふぁです。 最近は、次にレビューする作品をTwitterアンケートで募集して決めているのですが、なんでみんなそんなにホラー好きなの!?(笑)というくらい、ホラー系が続きますね(^◇^;) ま、夏だからいっか(笑) というわけで、今回はジャパニ…

硬派な社会派ゾンビ映画『新感染/ファイナル・エクスプレス』

どうも、とりふぁです。 自分、ゾンビ映画って好きなんですよね。 古くは、今のゾンビ映画の基礎を作り出したジョージ・A・ロメロ御大の『ゾンビ』から、様々なゾンビ映画へのオマージュにあふれた『ショーン・オブ・ザ・デッド』、果ては、ゾンビと人間の恋…

実録犯罪と心霊ホラーのあいだを描く禁断のホラー『呪怨/呪いの家』

どうも、とりふぁです。 Jホラー(日本的風土に根付いた、心理的恐怖感を煽るホラー映画の総称。ジャパニーズホラーともいう)の金字塔と言えば、『女優霊』や『リング』、『着信アリ』。 そして『呪怨』あたりかと思うのですが、いかがでしょう? ちなみに、…

アニマルパニック×家族愛=究極のドラマ『クロール/凶暴領域』

どうも、とりふぁです。 皆さんは、アニマルパニック映画ってご覧になりますか? 古くは、ヒッチコックの『鳥』や、スピルバーグの『ジョーズ』など、どちらかといえばホラーよりの作品が多く、近年では、『シャークネード』や『ジュラシック・ワールド』な…

理論武装された【愛】の物語『インターステラー』

どうも、とりふぁです。 映画好きなんてやってると、この監督の作品はついつい観ちゃうんだよなっていう監督が何人かはいると思います。 私の場合でいうと、クエンティン・タランティーノ、故トニー・スコット、ロバート・ロドリゲス、そして、クリストファ…

怒れる帰還兵の伝説、ここに終結『ランボー/ラストブラッド』

どうも、とりふぁです。 映画界には、ある種のアイコンともいえるキャラクターがいます。 最強の敵が実は——ダース・ベイダー。 冒険野郎といえばこの人——インディアナ・ジョーンズ。 世界一ツイてない男——ジョン・マクレーン。 被害者数100人超えの殺人鬼——…

現代の問題をえぐり出す傑作サイバーパンク『攻殻機動隊S.A.C/Solid State Society』

どうも、とりふぁです。 タイトルの通り、本日ご紹介するのは、士郎正宗さんが生み出し、今なお絶大な人気と影響力を誇る傑作漫画『攻殻機動隊』を原作とするアニメシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の三作目にして、初の長編作品『攻殻機動隊S.A.…

チープという新しさ『キラー・メイズ』

どうも、とりふぁです。 私が映画を観る際の価値観の一つに、「今まで目にしたことのない【何か】を見せてくれれば大勝利」というのがあります。 本ブログで扱った中で言うと、生涯ベスト枠で語った『デスペラード』の馬鹿馬鹿しくもカッコいい武器であった…

容赦なく主人公を追い詰める……『真夜中のゆりかご』

どうも、とりふぁです。 今回は、久々に非英語圏の作品をご紹介します。 個人的に、今回ご紹介するような非英語圏の作品を気軽に探して観れるというのが、サブスクリプション(定額制)サービスの醍醐味だと思っています。 非英語圏の作品は、私のように地方に…

裁けぬ罪をどうすればいい?『検察側の罪人』

どうも、とりふぁです。 犯罪を考える上で、切っても切れない問題が、【時効】です。 犯した罪に対し、期限を設けることで、その期限を過ぎた罪を【法的には裁けなくする制度】ですね。 一つの罪に対し、疑似的な賞味期限を設けることで、時が経つことにより…

刑事ドラマ最高傑作『TRUE DETECTIVE』

どうも、とりふぁです。 世間のご多分にもれず、私も在宅勤務&外出自粛中です……。 といっても、もともと家が好きな人なので、実はそんなに変わらないのですがσ(^_^;) さて、今回はこんな時だからこそ楽しめる海外ドラマのご紹介です。 海外ドラマと言っても…

生涯ベストを語る第4回『デスペラード』

どうも、とりふぁです。 今回は、個人的な生涯ベスト級作品をご紹介する【生涯ベストを語る】です。 今回ご紹介するのは、私をB級映画(意外と定義があやふやですが、個人的には、予算等はあまり関係なく、細かいことはどうでもよくなるほどに、ぶっ飛んだ映…

ビジョンを持つことの大切さ——『スカーフェイス』

どうも、とりふぁです。 唐突ですが、お金、好きですか? 私は大好きです!!(笑) お金って、あればあるほど自由が増えると思うんですよね。 だから、あるにこしたことはないと思います。 しかしながら、お金があればそれでいいのか? というと、それは違…

青春系音楽映画の傑作『Sing Street/未来へのうた』

どうも、とりふぁです。 実は私、ちょこっとだけバンドをやってたことがあるんです。 本当、ちょこっとだけなんですけど。 中学の時につるんでた友達二人が音楽好きで、「学園祭でバンドやろうぜ!」って話になって。 その友達二人が、ギターヴォーカルとキ…

最高の”ファミリー映画”『ワイルド・スピード/ICE BREAK』

どうも、とりふぁです。 本日ご紹介するのは、最高のファミリー映画……といっても、家族で楽しめるという意味ではなく、(広義の意味での)最高なファミリーが登場する映画という意味です(笑) というわけで、『ワイルド・スピード』シリーズ8作目、『ワイルド…

『1917/命をかけた伝令』って、そんなに傑作ですか?

どうも、とりふぁです。 今回は、久々に最新作のご紹介。 今回扱うのは、アカデミー賞作品賞を『パラサイト/半地下の家族』と争った作品であり、多くの人が、これが作品賞を獲るだろうと考えていた作品、『1917/命をかけた伝令』です。 本作は、各所で【全編…

【邦画ナメんな!】2010年代のオススメ邦画一挙紹介!

どうも、とりふぁです。 いやぁ、アカデミー賞、とんでもない歴史的展開になりましたね!! 非英語圏の映画では獲れないと言われていた作品賞を、まさかまさかの『パラサイト/半地下の家族』が受賞するとは……!!! まさに、映画界隈に激震が走った瞬間であ…

史上最高のクレしん映画!『クレヨンしんちゃん/ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』

どうも、とりふぁです。 最近、妻とハマっているのが、『クレヨンしんちゃん』の劇場版を観ることです。 もちろん、今までにも観ていたものはいくつかありますが、まだまだ未見のものもたくさんありますので、しばらくは楽しめそうです(笑) さて、本日ご紹…

キリスト教的解釈を加えたハリウッドリメイク『オールド・ボーイ』(スパイク・リー版)

どうも、とりふぁです。 近年、日本原作の映画が、他国で作られることがちらほら見られるようになってきましたね。 『ドラゴンボール』しかり、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』しかり。 あとは、『ワンピース』がNetflixで実写化されることも発表され…

『ドラゴンボール超/ブロリー』は、DB版怒りのデス・ロードだった!!

どうも、とりふぁです。 最近、環境が変わり、前ほど映画を観れなくなってしまいました(^◇^;) まぁ、前が異常だったんですが(笑) ということで、スローペースになるとは思いますが、ゆる〜りお付き合い頂ければ幸いです。 本日ご紹介する作品は、劇場版ド…

ディズニー史上最も攻めた作品性とメッセージ性『シュガー・ラッシュ:オンライン』

どうも、とりふぁです。 本日ご紹介するのは、ディズニーのフルCGアニメ、『シュガー・ラッシュ:オンライン』です。 本作は、新旧様々なテレビゲームのキャラクター達が住む世界を舞台とした『シュガー・ラッシュ』シリーズの続編です。 前作はディズニーら…

細田守という【作家】の過去と未来を繋ぐ『未来のミライ』

どうも、とりふぁです。 細田守ってご存知ですか? 『時をかける少女』や、『サマーウォーズ』などの監督さんで、庵野秀明、新海誠と並んで、現在のアニメ映画を牽引する監督の一人です。 ポスト宮崎駿なんていう呼び方をされることもありますね。 もっとも…

11年間22作品という映画史上最大シリーズの集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』

どうも、とりふぁです。 本日扱う作品は、正直、扱おうかどうか迷いましたし、なんなら、扱わないほうがいいかなぁくらいに思っていた作品です。 というのも、映画史的には唯一無二というかなり特殊な作品で、さらに言うと、本作に限っては、ネタバレなしに…